暗記力を高めるには
怒濤の決意で開始した社会保険労務士の試験勉強。
でも、取り組む科目はほとんどが初めての内容ばかり。
暗記するにも、そうやすやすと次から次へとは覚えられない。
必死で頭にたたき込んでも、時間がたつとけっこうボロボロ忘れて
しまうのだ。
だが、ある時私は重要なことに気がついた。
電車の中で覚えたこと。騒がしい飲食店で食事をしながら覚えたことは
実によく覚えている!!と。
静かな部屋でぶつぶつ言いながら一人自室にこもって暗記したことより
何か他のことをやりながら暗記した内容の方が定着率が高い。
後から知ったのだけど、脳の仕組みから言うとこれは確かに真実なのだ。
暗記をする時は嗅覚、視覚、聴覚、触覚、味覚などといった
五感を同時に働かせることによって、より強く脳に記憶されるそうだ。
このことは多くの学習方法の本や脳医学の本にも書いてある。
CDやDVDなどの音声を聴いて覚えるのもさることながら、
好きなクラシックのCDをかけながら暗記するのも効果が上がる。
それと同じ考えでいけば、
おやつを食べながら、食事をしながら、電車の中で風景を見ながら、
コーヒーを飲みながら、外を歩きながら…etc日常の
あらゆることが役に立ってくる。
静かな部屋でじーーとテキストを眺めて暗記しているといき詰まってくる。
そして悲しいかな、忘れてしまうのも案外早い。
でも、気分転換を兼ねてファーストフードやファミレスで食事やティータイム
をしながら覚えると、その時の情景や味わいと一緒に
覚えたことが鮮やかに蘇ったりする。
これは効率的に暗記を勧めるのに一番良い方法だと思う。
それともう一つ。寝る直前に布団の中で覚えたこと。
朝一番に覚えたことも定着率が高いと感じた。
後から本を読んで知ったのだが、人間はたくさんのことを覚えた後は
一回きちんと睡眠をとらないといけないらしい。
頭の中にたたきこまれた混沌とした知識も、ぐっすり眠ることで
頭の中の本棚にきちんと整理されるのだそうだ。
だから徹夜は絶対にやっちゃいけない。
このことを自覚して以来、私はほとんどの暗記を家の外でやった。
朝の通勤時間、外で昼食を食べているとき、
休日の晴れた日にはベランダに椅子を出して
外の光と空気を感じながら覚えた。時間的には午前中が一番よい。
そしてその日の朝に覚えたことを、眠る前にベッドの中でもう一度暗唱した。
これを毎日毎日欠かさず行うことで、知識は飛躍的に蓄積されていったのだ。
もし、なかなか暗記が進まない…とメゲそうになったら
ぜひこの方法を真似して欲しい。
