社会保険労務士の合格ラインの救済は期待できる?

ここからは、書き忘れたことや質問されたことに対応していきたいと思います。このホームページを開いたとき、対してリアクションはありませんでした。あまり宣伝もしていなかったから、しばらくの間は拍子抜けするほど何もありませんでした。

数ヶ月するといつの間にかアクセス数が増えて、じわじわと反応が寄せられるようになりました。正直、驚きましたし感謝しております(この場を借りて、お礼を言わせてください!)。何かお返しをしたいと思ったので、仕事や資格について、よくいただく質問を答えていきたいと思います。社会保険労務士の合格ラインのシステムのことを書いたからだろうけど、実はかなり前から救済のことについて質問が多かったです。やっぱり資格取得を考えている人は、救済システムのことが気になるんでしょうか?

救済は合格率を保つための制度です

確かに、社会保険労務士の試験には毎年のように「救済」が行われています。救済のことをまったく聞いたことがない人のために説明しておくと、択一式問題にしても選択式問題にしても、「各科目で○点以上」という合格のための決まりがあります。どこかの科目で1点でも届いてなかったら、残りの科目がどんなによくても不合格になってしまいます。しかし、その決まりが緩和されることがたまにあります。

たとえば平成25年度の社会保険労務士試験では、「選択式問題」の「社会保険に関する一般常識」が、たったの「1点以上」でよくなってしまったこともあります。1問でも正解していればOKになってしまったのです。

どうしてこんなことが起こるのかというと、合格率をあまり変えたくないからです。1点違うだけで、合格者の数は大きく変わるし、合格率も大きく変わります。試験本部は、合格者数の極端な減少を避けるために合格者が少なくなりすぎそうなときに救済を発動して、合格の条件を和らげるのです。

 

救済は気にせず、勉強を進めてください

気にされているのは救済の傾向かと思いますが、救済は期待しないほうがいいです。

近年は救済は毎年のようにありますが、事前に予測がつくものではありません。どこで救済があるのかは本当に読めません。確かに救済がよくある科目とか問題とかはありますが、大手の予備校の社会保険労務士の講師でさえ、救済の予測をして外れることが本当に多いのです。救済を当てにするよりも、ちゃんと勉強して全科目で必要な点数を取れるようにしておくべきでしょう。